今年から週1でサウナ行ったやつ
この記事は いかつぼ Advent Calendar 2021 の6日目です。
挨拶
どうも皆さんこんにちは。ディスイズと申します。
このブログの久々の投稿がこんなのでいいのかと思うところはありますが、近況報告も兼ねてなんか書ければと思い、アドベントカレンダーなるものに寄稿する形で筆を執っております。
まぁ、適当に今年からサウナにハマった雑記を残そうかなって感じです。稚拙な文章ではありますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
サウナとの出会い
まだまだコロナの勢い止まることを知らない1月末。社会がコロナ禍というものを知らない頃は、よくオフ会に出向いていた自分は、すっかり外出する機会と趣味を失ってしまっていた。
オフ会で気の合う仲間と遊んで飲んで喋ってという行為は、精神的なゲージの回復の大部分を担っていた。
その回復手段をほぼ断たれた自分は、せっかくだし新しい趣味でも探すかと、いろいろと思考を巡らせていた。
そんなとき、昔サウナはいいぞという感じのTwitterレポ漫画を見たのを思い出した。
(普段シャワーしか浴びないし、なんか家にずっといるのもあれだから、せっかくだし、サウナ、行ってみるか)
そこからは、近くの有名なサウナを調べて、サウナの適切な入り方を学んで、サウナのある施設へと向かった。サウナ界では有名な「スカイスパYokohama」へと。
ととのうという感覚
スカイスパYokohamaは、俗にいうスパ施設だった。スーパー銭湯とは違うそこそこの入浴料、ホテルのような受付、漂うアロマの香り。正直こういうところにあまり一人できたことがないから受付時点で緊張していた。
挙動不審になりながらも受付を済ませ、ロッカー室で全裸になり、浴室へ向かう。思ったよりも広くはないかな?パッと見いろんな浴槽があり、その最奥にサウナ室と水風呂があるのを確認し、カランで洗体。なんか高そうなシャンプーリンスボディーソープを使い、体を綺麗にしたところで、恐る恐るサウナへ。
ここでも挙動不審になりながらも、予習してきたサウナ知識を思い出しつつ入る。
(サウナ室は下段の方が温度が低い…。とりあえず5分以上は入った方がいい…。頭にタオルを巻いてのぼせ防止…。顔が熱い!しんどいけど、我慢…。)
1秒1秒が長く感じる、そんな熱さに身を包まれながら蒸された。
もう無理だというところで、サウナ室を出た。かけ水をして、我慢して水風呂へ入る。冷たすぎてツラかった。でも、なんとか30秒くらいは我慢して、そのあと近くにある椅子で休憩をする。
ただぼーっとしてみた。なんか体の奥に温かさが残り、血がめぐる感覚はあるが、これがととのうという状態かどうか、そのときは判断できなかった。でも、なんとなく心地よさは感じていた。
サウナに初めて入ったわけではなかった。ただ、そのときは入り方なんかよくわからなかった。ただ上段に座って15分くらい我慢する。そのあと水風呂に入る。何も理解していない自分に、この行為の何がいいのか理解できていなかった。
(なるほどね。この感覚を味わえるなら、これからもサウナに入ってみてもいいかもな。)
とりあえず、予習で得た知識通りサウナ→水風呂→休憩を3セットやって、何となく心地よさを感じたあと、適当にいくつかある浴槽に浸かり、着替えて帰宅した。
ととのいを求めて
その後はとにかくととのうという感覚を得るために、毎週スカイスパへ通った。人気施設なようで、休日は1時過ぎ頃には男性側に入場制限がかかるほどだった。自分は毎回昼頃にはスカイスパへ着くようにしていた。
この施設のウリは、アウフグースというサウナ室でタオルを扇いで熱波を送るサービスだった。なんと、毎日1時間に1回行っている。このアウフグースが人気で、その時間の5分前になると、とにかくサウナ室が満員になり並ぶことになる。
行き初めの頃は熱さに耐えられる気がせず、だいぶ慣れた3回目の訪問辺りでアウフグースを初めて受けてみた。この頃にはなんとなくととのうというものがこういうものなのかなと分かり始めの頃だった。
ただただ強烈だった。初めての感覚だった。とにかく体全体で熱を感じた。全身から汗が噴き出た。とにかく耐えた。
サウナ室を出た後の水風呂が気持ちよかった。休憩も、これまでにない血の巡りを感じた。ふわふわとした感覚に陥った。これがととのうということなのかと、強く認識することになった。私はサウナの虜になっていた。
いろんなサウナ施設を知りに
サウナがある施設はここだけじゃない。銭湯にあるところ、スーパー銭湯にあるところ、カプセルホテルにあるところ、また別のスパ施設にあるところ。自分が知らなかった世界がそこにはあった。他の施設には、その施設にしかないサウナがあった。
自分の生活圏では飽き足らず、少し遠出して、1泊して、とにかく行けそうな施設へ足を運ぶようになった。
しかし、コロナ禍の影響で営業休止や短縮といった施設も少なからずあった。そんな時は我慢し、生活圏内の施設で過ごした。宣言解除まで、どの施設がいいかなと楽しみが増えていった。
週一でサウナ行ったやつ
週末、どこに行こうかな。この施設はこういうサウナがあるのか。今度、あそこ行ってみようかな。
とにかく週末の楽しみが増えた。週一で外出する理由もできた。行動範囲も広がった。心と体の活力を得る手段ができて、とにかく嬉しかった。
今週も来週も再来週も…。今後も自分はサウナに行くだろう。
心と体が疲弊した人にこそ勧めたい、自分の趣味の一つである。