悔しさと成長の第二回限界オタク杯反省マン

こんにちは。ディスイズです。

この前、第二回限界オタク杯が開催されたので、前回優勝者枠の招待選手として出場しました。

 

とりあえず、以下が今回持ち込んだデッキです。

 

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結果は2回戦敗退(シードだったので実質1回戦敗退)でした。

今回は前回から方向性を変え、お嬢様系にしてみました。特に前回のメタから、今回は黒髪系とショートヘアー系は弱く出る傾向になると考え、ロングヘアーにし、全体的な色合いを明るくしてみました。このメーカーは、全体的に線があまりキレイではないため、意識的に髪や装飾を盛ることで線に対して目につきにくくしています。

 

前回優勝者として、2連覇を果たすべく大会に望んだ訳ですが、裏ではとてつもないプレッシャーを感じていました。

ディフェンディングチャンピオンとして参戦するというのもありますが、何より前回優勝デッキを超えられるデッキを作ることができるのか?ということに対してのプレッシャーがとてつもなく大きかったです。過去の自分を超えなければならない。それは正に自分自身との戦いでした。

持ち込みデッキを作るたび、過去の優勝デッキと見比べてしまい、もはや自分を信じることができなくなってしまいました。素直な気持ちでデッキを作ることすらできなくなってしまったのです。結果として、ただ勝つということだけを考えてしまったオタク受けを狙った置きにいくデッキを作ってしまいました。どこか心の片隅にモヤモヤを抱えつつも、とりあえず自分の作ったデッキに納得し、大会に望んだのです。

 

当日、敗けが決定した瞬間のショックが大きかったです。ここ数年で一番だと思います。通話をしながら観戦してましたが、30分以上は通話が続けられないほどに言葉が出ませんでした。いま、全てを思い出してこの文を書いているときですら、どうにかなってしまいそうなほど心が痛くなっています。

 

敗けた後に自分を信じることができなかったことに対する後悔が押し寄せてきました。その対戦相手のデッキのメーカーは、個人的にTier1と予想していたメーカーのデッキだったのです。そして、自分も数ヵ月前にそのメーカーでデッキを作成し、一番出来のいいと思っていたものを直前まで登録していたのです。

こちらが、そのデッキです。

 

 

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幼なじみ系を意識して作っていました。ショートヘアー、若干のたれ目。自分の性癖をぶつけられています。大会後、今回持ち込んだデッキと上のデッキと、どちらがいいか有識者に聞いたところ、大半は上のデッキの方がいいとの回答でした。数ヵ月前の自分すら信じることができなかった。追い討ちをかけるように、リバーブローを打ち込まれたかのような鈍痛が体を駆け抜けていきました。

 

メタなんて関係ないのです。オタクには理屈抜きの、自分の性癖をぶつけるしか、オタクの心を掴むことができない。前回で学んだ一番大切なことを、忘れていたことを、再度身を持って知ることができました。自分を偽り、好きなものを素直に作ることができなかったことは、たとえ優勝できていたとしても、それはオタクとしては敗けであるのです。

 

 

背負っていたものは今回で全て引きずり落とされました。次回の大会では、純粋に性癖を追い求めたものを作れると思います。

また次回、皆さんと性癖をぶつけ合えることを楽しみにしています。

 

最後になりましたが、今回も大会を開催していただいたOemunnさんには感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。